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横山秀夫のおすすめ作品8選を紹介!【警察小説の名手】

小説
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元新聞記者という経歴を生かして、独自の視点から警察内部を描き出す横山秀夫。

寡作なのが少し寂しいですが、生み出された作品はどれも面白く、日本一ハズレの少ない作家といっても過言ではないでしょう。

このページではそんな横山秀夫作品の中でも特におすすめのものを紹介していきます。

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一つの誘拐事件を広報官の視点から描くという至高の警察小説。
警察の複雑に絡まりあった内部事情を詳細に丁寧に描いている。
作品全体から伝わってくる緊迫感に読んでいる内に胸の鼓動が早まってくる。
後半からの怒涛の展開に引き込まれ、ほとんど一気読み。

出口のない海

太平洋戦争で使用された人間魚雷兵器「回天」を題材として扱った作品。
絶対に死んでしまうという運命を背負うことになった若者達は何を考え、どんな気持ちで回天に乗り込んでいったのか。
絶望の中でもがいて希望を見つけようと葛藤する登場人物に感情移入して、涙が零れ落ちる。
現在の平和な日常は当たり前のことではない、ということを強く実感する作品。

第三の時効

ある県警の切れ者刑事達が活躍するミステリー短編集。
とにかく出てくる刑事達の強者ぶりが半端じゃない。トリック、キャラクター、構成など全てにおいて高品質。
重厚で上質な人間ドラマと切れ味鋭いミステリーを味わえる最強の短編集。

陰の季節

横山秀夫の名を世に知らしめるきっかけとなった作品。
刑事ではなく警務や人事にスポットを当て、警察小説の新しい形を作ったといっても過言ではない。
警察の内部事情やしがらみをこれだけリアルに描写できるのは元新聞記者の成せる業。
ミステリーとしても素晴らしい完成度の一冊。

クライマーズ・ハイ

1985年の日航機墜落事故を題材に扱った作品。
横山秀夫が元新聞記者だったということもあり、新聞社内部の描写が生々しいほどにリアル。
登場人物達の葛藤や苦悩がビンビンと伝わってくる。熱量がたっぷりで読んでいるだけで手に汗がにじんでくる。
ミステリーではない横山秀夫もめちゃくちゃ面白い。

ルパンの消息

自殺とされた転落死は実は殺人だったと15年前の事件が息を吹き返す。時効成立まで24時間、果たして間に合うのか。
まず、この設定だけでもう最高。ミステリー好きが興奮しないわけがない。
緊迫感と臨場感が半端じゃなく、一度読み始めると続きが気になってしょうがなくなる。
鮮やかな伏線回収も見事のひとこと。

半落ち

妻を殺害した2日後に出頭してきた現職の警察官。空白の2日間の謎に迫るミステリー。
もう出だしから面白すぎた。綿密に練られたプロットと横山秀夫の達者すぎる筆力。
面白くないわけがない。ラストの怒涛の展開は圧巻。

深追い

警察署を舞台にした人間ドラマを思う存分味わうことが出来る短編集。
一つの短編は短くても、その中でしっかりと完結させて、心地よい読後感と快感を与えてくれる。
やはり警察内部の人間模様を描かせたら横山秀夫の右に出るものはいない。