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原田マハの最初に読むべきおすすめ小説12作品!

小説
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キュレーターとしての経歴を持つ大人気作家の原田マハ。

彼女の作品は愛に溢れています。人間同士の愛はもちろん、美術や映画に対する様々な愛で渦巻く世界を美しい文章で描いています。

原田マハのおすすめ作品を紹介!

このページではそんな原田マハのおすすめ作品をご紹介していきます。
これから原田マハの小説を読んでみようかな、と思っている方はぜひ参考にしてみてください。

1.生きるぼくら

引きこもっていた主人公の青年が、田舎のおばあちゃんの下でお米作りに挑戦する物語。
そして自分も胸を張って生きていこうと目頭が熱くなった。
人生において大切なものはすごくシンプルなことだと再認識させてくれる。
この本を読んでから、お米粒を残すことができなくなる。
一粒のお米を作るのにかかる甚大な労力と時間を知って、いままで当たり前のように食べてきたお米の有り難さを感じることができる。
どんなものでも作っている人がいて、様々な思いが込められているということを忘れてはいけない。

2.カフーを待ちわびて

読むたびに切なく、そして優しい気持ちになる一冊。
沖縄の方言で「良い報せ、果報」を意味する「 カフー」。
沖縄でゆっくりとした時間を平凡に過ごしていた主人公の下にカフーが訪れる。
情景描写がとても綺麗で、沖縄の美しい自然の景色が目の前に浮かんでくるようだった。
ピュアなラブストーリーに心が温まりながらも、ラストは少し切ない。
自分の思いをしっかりと伝えることは大切だなと改めて感じることができる。

3.本日は、お日柄もよく

スピーチライターを題材にした作品。
作中に登場する数々の名スピーチに鳥肌が立ちっぱなし。
改めて言葉が持つ力の凄まじさを感じることとなった一冊。
言葉には人々の感情を動かし、行動を起こさせることが出来るパワーがある。
巧みに言葉を操ることができる力はどんな暴力よりも強くなりえる。
私もこうやって一応ブログを書いているわけですから、言葉の使い方や表現の仕方にプロ意識を持っていきたい。
スピーチライターのようにあまり有名でない職業に焦点を当てているのが興味深くて面白い。
スピーチライターという職業自体に興味が出てきて、もっと深く知りたいと思うようになった。

4.楽園のカンヴァス

フランス人の画家であるアンリ・ルソーの作品「夢」を題材にした美術ミステリー。
続きが気になって気になって、一気に読んでしまう。
物語にグイグイ惹きこまれていくような構成力は流石。
もともと美術なんかには興味が全くなかった私でも、この本を読んだのを機に少しは絵画や美術に興味が湧いてきた。
ラストに近づくにつれ、どんどん盛り上がっていくのがたまらない。

5.旅屋おかえり

テーマは「旅」。売り切れなかった元アイドルの主人公が「旅屋」となって、依頼人の代わりに旅をする。
人の優しさや温かさを感じることの出来る作品。最後には少し涙してしまう場面もあり、感動する。
主人公のおかえりのキャラクターがとても好き。少し抜けているけれど真面目で誠実で人間臭さを随所に感じる。
読後にはいろいろなところに旅に出かけたくなること間違いなし。

6.異邦人

著者の美術愛を感じる、原田マハの真骨頂といった作品。
重いようでいて読みやすく、登場人物達にクセがある。それが少し鼻につく感じもするが、それも魅力に感じられるような気がする。
ひとつのことに没頭し、追及していく様を魅力的に狂気的に描く力は流石の一言。
ミステリー的な要素もあって素晴らしく面白い。

7.たゆたえども沈まず

2018年の本屋大賞4位。ゴッホが題材として取り上げられている作品。
ゴッホとゴッホを支えた弟。史実を基にしたフィクションであり、2人の生涯の物語。
原田マハのアート小説にハズレは無いと確信させてくれる抜群の安定感。
私のようにアートの世界に無頓着な人間でも無理やりアートの世界に引きずり込んでいく力強さがある。
兄弟の思いの強さに胸を打たれ、思わず涙してしまった。一生忘れられない一冊。

8.キネマの神様

映画がテーマの作品。
映画を愛している主人公の父。遠い異国の地に同じく映画好きな親友が出来る。
国籍や人種や立場、職業が全く違う2人。ただ映画が好きという一点だけで強く結ばれた2人の友情が美しすぎる。
タイトルも好き。この作品が持つ純粋さと美しさが表されている。
数々の名画の名前が作中に登場するので、映画好きの方はよりいっそう、楽しめるものとなっている。
映画好きによる映画好きのための一冊。

9.総理の夫

女性の総理大臣の夫である主人公の日記という形式がとられている作品。
コメディ感覚で楽しく読むことが出来る。こんな総理大臣いたら面白いだろうなあ。
フィクションの世界だとわかっているけれど、実際にこのぐらい爽快な政治家が現れてくれればいいのに。
夫婦愛を感じて、胸の奥が自然と温かくなってくる。

10.一分間だけ

都会で忙しくも充実している毎日を送っている女性と、たまたま出会った犬の物語。
犬が好きな人は必読と言ってもいいほど、犬への愛が溢れている作品。
ベタで予想がつきそうな展開でも、しっかりと涙腺を刺激してくるのは原田マハの構成力と達者な文章力が成せる業。

11.ロマンシエ

乙女チックな男の子の恋模様を軽快なテンポで展開していく傑作ラブコメディ小説。
登場人物の心情描写が面白く、最後まで楽しくスラスラ読むことが出来る。
数ページに一回はクスクスとしてしまうようなシーンが登場する。
こんな作品も書けるなんて、原田マハの引き出しの多さ恐るべし。

12.暗幕のゲルニカ

タイトルにもある通りピカソの作品「ゲルニカ」をテーマにした作品。
反戦のメッセージを宿した絵画である「ゲルニカ」。「ゲルニカ」はどのようなプロセスで描かれたのかをピカソの愛人の視点から見ることが出来る。
9.11テロとゲルニカ空爆などの史実をベースに構成されている、とてもメッセージ性の強い作品。
ピカソについて詳しくなくても、非常に楽しんで読むことができた。一枚の絵画に込められた思いとそこから巻き起こる人間達の争いや葛藤。戦争は決して遠い世界の他人事ではないんだなと強く感じることになる。