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ブックオフで100円で買えるおすすめ小説15作品!

小説
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読書が好きな人はたくさんの本を読みたいと思っています。でも新刊だと文庫本でも600円~800円はしてしまう。
そんなときにはやっぱりブックオフ。ブックオフでは数々の名作を中古で安く手に入れることができます。
今回はブックオフで100円で手に入れることが出来るおすすめの小説を紹介していきます。

なお、選考基準はブックオフ大好きな私が100円コーナーでよく見かける作品をもとに選んでいます。
あくまでも私の主観なので、お近くのブックオフの100円コーナーに必ずしも置いてあるとは限りません。

秘密(東野圭吾)

主人公の妻と娘が乗っていたバスが事故を起こしてしまうところから物語は始まる。
奇跡的に生き残った娘には奥さんの意識が宿っているという、いわゆる”入れ替わりもの”のような展開。
娘の身体に入ってしまった妻と夫の秘密の生活が描かれていく。
現実味のない設定にも感じるが心理描写の巧みさからか、すんなりと入り込むことが出来た。
全体の構成が素晴らしい。
最後にタイトルに込められた意味がわかったときには涙腺が崩壊。
こんな展開になるとは想像が出来なかった。流石は東野圭吾。
ラストシーンでは嗚咽が止まらないほど泣いてしまった。

向日葵の咲かない夏(道尾秀介)

変態の変態による変態のためのミステリー。
仕掛けられたトリックの巧妙さ・変態具合にに衝撃。
私は変態じゃないよという方にはおすすめできません。
過激な描写もあり、クセが強すぎて変態にしか受け入れられない作品だと思う。
ちなみに私は大好き。

博士の愛した数式(小川洋子)

映画も人気ですが、小説版も素晴らしい。
80分しか記憶が持たない博士と家政婦、その息子。3人の数字に囲まれた生活が描かれている。
切ないけれど優しくて心温まる素敵な物語。
博士の数学と家政婦の息子ルートに対する深い愛情を感じる。
数学の美しさと魅力に心を奪われる。これは鉄板でしょう。

西の魔女が死んだ(梨木果歩)

日本文学史に残る名作中の名作。
不登校気味になってしまった小学生の女の子が魔女と呼ばれる祖母の家で過ごす一夏の物語。
田舎の美しい景色がまるで目の前に広がっているかのように感じる風景描写が見事。
おばあちゃんの優しい言葉につい涙がこぼれてしまう。
私達が生きていく上でとても大切なことを説教がましくなく、優しく気づかせてくれる作品。

永遠の0(百田尚樹)

神風特攻隊として亡くなった祖父について調べ始めた孫。
臆病者でありながら操縦技術は天才的であったという祖父。
孫は祖父の人物像を明らかにすべく追いかける。そしてある真実にたどり着く。
戦争の残酷さや恐怖が綿密な取材によって克明に描写されている。
読み進めていくごとに明らかになっていく構成も素晴らしかった。
ラストは悲しくて、そして美しい。戦争を知らない私達の世代に広く読んでもらいたい小説。

ストロベリーナイト(誉田哲也)

刑事モノのサスペンス。誉田哲也の人気シリーズ「姫川シリーズ」の一つ。
グロいシーンがあるので苦手な人は注意が必要。
全体的にテンポが良く、登場人物たちのキャラクターの良さもあり、スラスラ読み進めることが出来るのが魅力。
犯人側の心情描写は読んでいて少し苦しくなる。
ドラマ化もされていて人気の作品。
この作品が気に入ったら同シリーズの他の作品もぜひ。

八日目の蝉(角田光代)

全体的に暗めで重い。出来心で赤ちゃんを誘拐してしまった女性の逃亡劇。
歪んでいるのに真っ直ぐな愛情に心を打たれる。
間違っている行動なのに、それを否定することが自分にはどうしても出来ない。
誘拐犯であり犯罪者である主人公に肩入れして感情移入してしまう。
第二部の登場人物たちの心の葛藤の様子が丁寧に描かれていて素晴らしかった。
成長した少女の境遇や心情は可哀想で心が痛い。強烈な母性は人を狂わせることがある。

レヴォリューションNo.3(金城一紀)

底辺男子高の生徒達が活躍するゾンビーズシリーズの一作目。
出てくる高校生達が真っすぐで格好良くてとにかく気持ちがいい。
若いエネルギーに満ち溢れていて、読んでいるうちに胸の奥の方が熱くなってくるのを感じる。
ぜひ続編の「フライ・ダディ・フライ」と「SPEED」も合わせて読んでもらいたい。

風に舞いあがるビニールシート(森絵都)

児童文学の大御所「森絵都」の直木賞受賞作。
大切なものを教えてくれる素敵な短編集。一生懸命に生きることの美しさ、素晴らしさに気づかされる。
登場人物たちのパワーに圧倒されて、自分も生きるための活力をもらうことが出来る。

チルドレン(伊坂幸太郎)

家裁調査官の陣内が活躍する短編集。
私のヒーローである陣内がとにかくかっこいい。
むちゃくちゃな論理で自分勝手でも不思議と人を納得させるような魅力やカリスマ性を備えている陣内を存分に楽しむための一冊。
「大人がかっこよければ子どもはグレねえんだよ」というセリフにめちゃくちゃ共感。
子どもにはカッコいい大人を見て育ってほしい。
続編の「サブマリン」も素晴らしい出来。

神様からひと言(荻原浩)

社内でトラブルを起こし「お客様相談室」へ左遷された会社員が主人公。
爽快なストーリーとユニークな会話のやりとりにとても楽しく読むことが出来る。
つい笑ってしまうような荻原浩のユーモアがところどころに散りばめられている作品。
明日からも頑張ろうと自然とひたむきになれるエネルギーを与えてくれる。

イン・ザ・プール(奥田英朗)

奥田英朗の人気シリーズ「精神科医伊良部」の第一作目。
「プール依存症」などの変わった症状を訴える患者が、これまた変わった精神科医の伊良部のもとに治療に来るという短編集。
伊良部のハチャメチャさに時間を忘れるほど楽しませてもらった。
こんな医者が現実にいたら絶対にいやですけどね。
ふざけているようで患者にしっかりと寄り添う優しさは素晴らしい。

ZOO(乙一)

乙一が生み出す独特の世界観を存分に堪能することが出来る短編集。
グロテスクなものが苦手な方は避けたほうが無難かも。
独特な設定から繰り広げられるストーリー。続きがとにかく気になるものばかり。
無機質な描写と豊富なアイディアに翻弄されるのが実に気持ちいい。

キッチン(吉本ばなな)

愛する近しい人の死と向き合う物語。
人間の小さな心の揺れ動きを、これだけ綺麗に文章化することが出来るのかと驚かされます。
吉本ばななが生み出す優しくて美しくてあたたかい文章に癒される。
何度読み返しても、いつでも新鮮な気持ちで読むことが出来る名作。

ひとりずもう(さくらももこ)

小説ではないが、面白いので入れてしまう。
「ちびまる子ちゃん」のさくらももこが自身の小学生時代から漫画家としてデビューするまでを振り返ったエッセイ本。
さくらももこ独自の視点で庶民的なエピソードが実に面白く紹介されている。
さくらももこの妙におばさんくさい文体がクセになる。思わず吹き出してしまう話が盛りだくさん。